買取作家 高木 背水
高木 背水
(たかぎ はいすい) 洋画家
生没：1877年～1943年
戦前の日本で活躍した洋画家です。
佐賀時代から絵を学び、岡田三郎助の影響をうけ本格的に洋画を始めました。
1913年には出品作が宮内省買上となり、同時に明治天皇の肖像画を描くこととなりました。
日本では練馬にアトリエを置いていましたが、朝鮮への滞在期間も長く、現地の美術展設立へも協力しています。
アメリカ・イギリスへの留学経験もあり、人物画から風景画まで、卓越したデッサン技術と光を巧みに操る色彩が特徴的です。
1877年 佐賀・鍋島藩主の家系に生まれる。
1994年 大幸館画塾に入門。
1898年 白馬会洋画研究所に入る。翌年白馬会展に出品。
1904年 アメリカに留学。コロンビア大学美術科に入る。
1906年 卒業し帰国。翌年第一回文展に出品。
1910年 イギリスに2年留学。
1913年 太平洋画会展出品作が宮内省買上となる。
1914年 「明治天皇像」が完成。
1922年 朝鮮美術展設立に参加。
1929年 光風会・白日会でも出品。
1943年 死去
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