買取作家 増田 三男
増田 三男
「彫金」 重要無形文化財保持者(人間国宝)
生没：1909年～2009年
日本の身近な動植物を作品にした彫金家です。
1909年埼玉県に生まれ、1929年に東京美術学校に入学、卒業後は帝展や国画会展でに出品しました。この頃、知己を得た富本憲吉を師として指導をうけ、1939年の新文展では特選を受賞するなどの成果を得ます。
第二次大戦後は新たな公募展でも入選を重ね、これらの功績から1991年に彫金分野で、人間国宝である国の重要無形文化財保持者に認定されました。
戦後の作品の多くは日本由来の動植物や、伝統的な紋様を意匠とした作品を多く制作し、蹴彫、切嵌象嵌、布目象嵌の高い技巧と鍍金などの彩金を組み合わせ、自然を再現しています。
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